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残業代請求お悩み相談室

残業代請求が得意な弁護士を見分けるポイント


shutterstock_97357133残業代をもらっていないから会社に残業代を請求したい!でも、自分では何をどうしていいか分からないから弁護士に依頼したいが、どの弁護士に依頼したら良いか分からない。 

そんな方のために今回は、残業代請求を得意としている弁護士を見分けるポイントについて説明していきます。ご参考になれば幸いです。

目 次

1、残業代請求を弁護士に依頼するメリット
2、残業代請求を弁護士に依頼した場合の弁護士費用の相場は?
3、残業代請求が得意な弁護士の見分け方
4、弁護士に相談する際に相談時間を有効活用するポイント

1、残業代請求を弁護士に依頼するメリット

意外と思われるかもしれませんが、残業代を請求するにあたっては、必ずしも弁護士に依頼する必要はありません。ご自身で請求することもできます。しかし、会社側も簡単には残業代を支払いません。そのため、交渉のプロである弁護士に依頼した方が回収の可能性は上がるでしょう。
また、以下で述べるようなメリットがあるため、残業代を請求する際には、弁護士に依頼された方が良いでしょう。

(1)豊富な知識・経験
残業代の請求を弁護士に依頼した場合には、全ての対応を弁護士がご本人に代わって行います。弁護士は、法的知識や裁判例、過去の経験に基づいて、裁判や交渉を行う法律の専門家です。 

特に、残業代請求に強い弁護士は、同種の事件を多数扱っていますので、法律や裁判例だけではなく、労働法に関する通達にも精通しており、労働者の方に最大限有利な残業代の計算ができます。

(2)時間や労力の軽減
弁護士は、依頼者の代理人として行動しますので、ご本人が会社の社長や人事の方と直接やり取りを行う必要はなく、全ての対応を弁護士が行い、依頼者には、弁護士から経過報告を行うことになります。そのため、時間や労力だけではなく、精神的な負担も大幅に軽減することができます。

(3)専門知識が必要な手続きの一任
前述のように、残業代請求はご自身でもできます。しかし、会社側が任意に応じず、それでも残業代を回収したい場合には、労働審判や裁判をして回収する必要があります。 

しかし、労働審判や裁判をして回収する場合には、高度に専門知識が要求されてくるため、法的知識のない一般の方々にとっては、ご自身のみで行うのは非常に困難が伴います。 

この点、弁護士は法律の専門家であり、労働分野に精通している弁護士に依頼すれば、専門的な知識が要求される手続きを全て任せることができます。 

また、最終的に裁判で残業代を回収しようとした場合、弁護士は、裁判の場でも代理人として活動できる権限があります。そのため、残業代の支払いに応じない会社や、金額の面で折り合いがつかない場合には、裁判を起こして、残業代を回収することができます。

(4)相手への心理的プレッシャー
本人が請求するよりも、弁護士に依頼して請求した方が、会社側が「最終的に裁判になると困る」と思い、案外あっさり要求に応じるケースが少なくありません。
この点でも、弁護士に依頼するメリットはあるといえるでしょう。

2、残業代請求を弁護士に依頼した場合の弁護士費用の相場は?

以前は弁護士報酬は一律に決められていましたが、現在では弁護士の料金体系は自由に決めることができるようになっているので、弁護士事務所によって弁護士費用は様々です。

(1)費用の種類
弁護士に依頼した場合には、下記の種類の費用がかかります。
・相談料
・着手金
・成功報酬

(2)手続きごとに異なる弁護士費用
①交渉段階
まず、実際に弁護士が残業代を計算します。そして、その計算に基づいて、会社側に対して残業代を請求し、任意に支払うように請求します。
この段階で、弁護士費用がかかります。


②労働審判の申立て
会社側が任意の支払いに応じない場合には、労働審判を申立てます。
この段階で、新たに弁護士費用がかかります。


③裁判
労働審判でも残業代を回収できない場合には、裁判を起こして、残業代を請求することになります。
この段階で、新たに弁護士費用がかかります。

3、残業代請求が得意な弁護士の見分け方

一口に弁護士といっても、職域は広大なので、弁護士全員が残業代請求に強い弁護士とは言えません。そこで、以下で述べるような点が残業代請求に強い弁護士を見分けるポイントになるでしょう。

(1)弁護士の実績・経験
医師が専門特化しているように、弁護士にもそれぞれ得意分野があり、そこでの実績・経験は大きなポイントになります。最近では得意としている分野または力を入れている分野の実績をホームページに掲載している事務所も多いので、残業代請求の経験・実績がどのくらいあるのかを確認してみると良いでしょう。

また、最近は相談無料の弁護士事務所も多いので、実際に問い合わせをしてみて、そこで実績や経験について聞いてみるのも良いでしょう。

(2)残業代請求についてきちんとした知識があるか
残業代を請求するにあたっては、法律や裁判例の知識だけではなく、通達の知識や労働審判や裁判になった場合にどのくらいの金額で最終的に解決しそうかといった見通しなど、多くの案件を扱ったことがなければ得られない経験に基づく知識も必要になります。

①残業代を計算する上で必要となる知識
まず、依頼しようとしている弁護士が、残業代を計算する上で必要となる知識を十分に備えているかを見極める必要があります。具体的には、労働者の具体的な勤務形態(例えば、年俸制や、フレックスタイム制など)に応じて、どのような場合が「残業」に当たるのかを説明できるかが重要なポイントになります。また、「残業」に当たった場合には、その残業時間に応じて、具体的にいくらの残業代が発生するのかを説明できることも重要なポイントになります。

そして、上記のポイントを確かめるためには、実際の法律相談の際に、就業規則や賃金規程、給与明細等を持参して、月にどれくらいの残業をしているかを伝え、弁護士が、おおよその残業代について、どれだけ具体的に説明できるかを確認されると良いでしょう。加えて、別途どのような問題が生じそうかについて説明を求めるようにされると良いでしょう。


②状況に応じた対応方法についての知識があるか
たとえ、残業代の計算ができたとしても、実際に残業代を回収できなければ意味がありません。そこで、請求相手の会社の経営状況に照らして、回収見込みがどれくらいあるのか、また、仮に会社が倒産している場合に、残業代の請求はどのようにするのか、さらには、会社が任意に支払わない場合に、どのように請求していくのかについて、具体的に説明できるかを見極める必要があります。

この点、実際の回収方法としては、裁判所を利用した労働審判や民事訴訟だけではなく、労働基準監督署等の行政機関を通じての解決も可能です。そのため、事案によっては労働基準監督署を通じた解決が見込める事案なのかどうかを提案できることも重要なポイントになります。

(3)対応の丁寧さ
残業代請求は、細かな計算も必要になる分野です。弁護士の中には、「おおざっぱにいくら」で解決したがる弁護士もいますが、そのような場合では本来得られるはずだった利益を得られない可能性も出てきてしまいます。

やはり、残業代請求に強い弁護士を見極めるにあたっては、細かい作業を厭わずやってくれるかどうかもポイントになります。

4、弁護士に相談する際に相談時間を有効活用するポイント

最近では、初回の相談に限っては無料という弁護士事務所もあります。ただし、そのような相談料無料の弁護士事務所でも、時間が来ればそれ以上は相談料を取られてしまいます(通常、1時間1万円が相談料の相場です。)。

そのため、弁護士との相談にあたっては、要領良く、また事前に準備できるものは準備しておくということが重要になります。

(1)まずは、証拠を揃えましょう!
残業代を請求するにあたっては、証拠が重要になります。残業代を請求するにあたっての重要な証拠は、以下のものです。

①残業していたことを証明する証拠
例えば、
・タイムカードや毎日の勤務時間表のコピー
・出勤簿のコピー
・交通ICカード型定期の通過履歴
などです。


②残業代の計算にあたり必要な証拠
例えば、
・雇用契約書
・就業規則
などです。


③会社が十分な給与を支払っていなかったことを証明する証拠
全労時間が書かれている給与明細が必要になります。


④その他労働審判を利用する場合に必要な資料
会社の登記簿謄本が必要になります。

(2)質問したいことを事前に準備しておきましょう!
前述のように、相談の時間には限りがあります。おそらく、多くの方は弁護士事務所に行くことだけで緊張されるはずです。そして、実際に弁護士との相談になった場合には、緊張がピークに達し、言いたいことを言えない場合も少なくありません。

そのため、事前に弁護士に質問したことをメモ等にまとめておきましょう。そうすることで、相談時間を有意義に使うことができるでしょう。

(3)残業代請求が得意な弁護士かを見極めるポイントについて確認しておきましょう!
前述のように、弁護士にも得意分野とそうでない分野があります。もし、相談する弁護士が残業代請求を得意としていない場合、その弁護士との相談は依頼者の方にとってあまりメリットがありません。 

そのため、相談をする前には、残業代請求が得意な弁護士を見極めるポイントについて知っておく必要があります。具体的には、弁護士の実績・経験や、知識の有無、対応の丁寧さです。詳しくは、「3、残業代請求が得意な弁護士の見分け方」述べていますので、再度ご確認下さい。

まとめ

今回は、主に残業代請求を得意とする弁護士を見分けるポイントについて説明してきましたが、いかがだったでしょうか。ぜひ、今回の話を参考にして、残業代請求を得意とする弁護士を探して頂ければ幸いです。


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